カニガラ肥料の驚きの効果!使用量の目安?ペレットがおすすめ!

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カニガラ肥料の驚きの効果!使用量の目安?ペレットがおすすめ!

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2022/03/28

 

 

カニガラ肥料とは?

カニガラ肥料は窒素3~4%、リン酸2~4%が含まれる有機肥料です。ただしカニガラを使用する人は肥料成分よりも、カニガラに含まれるキチン質(キトサン)を土壌に投入する目的で使用される事が多いです。キチン質は有用な放線菌の好餌で、放線菌が増殖するとフザリウム菌やセンチュウなどの病害を抑制すると言われています。

 

どうして病害虫を抑制するのか?

◆フザリウム菌 / 糸状菌  【萎凋病、つる割病、萎黄病、立枯病、萎黄病、 根腐病、乾腐病など その他(うどんこ病、黒点病などなど)】

フザリウム菌の細胞壁はキチンで出来ています。カニガラのキチンによって増殖・活性化した放線菌がフザリウム菌(糸状菌)の細胞壁を溶解します。

◆センチュウ

センチュウの卵の殻がキチンで出来ており、カニガラによって増殖した放線菌が卵の殻を溶解します

 

植物自体の免疫機能を高める

例えば、昆虫の構成物質もキチン質です。植物はキチン質の侵入を感知すると、植物体内で自分の身を守るタンパク質を合成すると言われています。人為的にキチン質を与える事で、植物が自己防衛機能を働かせ、病原菌や害虫に対する抵抗性や細胞活性が高まると言われています。

 

そのほかの効果は?

 

団粒構造化

カニガラによって増殖した土壌微生物が、土壌に補給された有機物を腐食させ、団粒構造化に寄与します。結果、食味・品質・収量が向上します

 

アスタキサンチン

甲殻類の甲羅が赤いのは、天然の赤い色素であるアスタキサンチンに由来します。このアスタキサンチンが、花卉の花色や葉色を美しく艶々しくするともいわれています

 

使用量は?(目安)

カニガラの使用量は人によってまちまちですが、当社が集計したところ、10アール(1反)あたり5~10袋(100〜200kg)使う方が多いです。肥料成分があるので、他の肥料とのバランスを計算して使用してください。

 

使い方は?

元肥・・定植・播種の2~3週間前に土と良く混ぜる

追肥・・施用後、土を被せてください。

*約50日で病害の抑制効果が小さくなるという研究結果もあるため、定期的にパラパラと散布すると効果的かもしれません。

 

カニガラペレットのニーズが高まっております。

機械撒きなどが可能で効率的な作業が出来るほか、粉の飛散による人体への影響や近隣トラブルの軽減が期待できるためです。カニガラ肥料と言えばフレーク状や粉状のものが主流ですが、アグリックは足掛け3年の開発期間を経て、海外提携工場でのカニガラペレットの製造を開始しました。アグリックのカニペレを是非ご検討ください。キチン質を強化するためエビ殻を添加しております。

 

アグリックではカニペレを仙台港・大阪港・門司港にて保管しております。

以下のお問合せフォームからお気軽にお問合せ下さい!

https://www.agric.jp/contact/

品名 カニペレ 有機JAS対応資材
登録番号 輸第106102号
肥料の種類 甲殻類質肥料粉末 
重量 1袋=20㎏入り
保証成分 窒素3.0 リン酸2.5

 

 

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