有機土壌改良剤「ケイントップ(SK土改剤)」

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有機土壌改良剤「ケイントップ(SK土改剤)」でふかふかの土へ

農業はまず、植物がしっかりと根を張れる土壌を用意することから始まります。こちらではさまざまな農業資材を取り扱っている「アグリック株式会社」が、有機土壌改良剤「ケイントップ(SK土改剤)」についてご紹介します。

ケイントップはサトウキビの葉を原料とする100%天然有機素材の土壌改良材です。 畑の土に鋤き込むことによって、団粒構造を持つふかふかで理想的な土を生み出します。ケイントップの特長や活用方法、ケイントップが生まれた背景などをご説明します。

有機土壌改良剤「ケイントップ(SK土改剤)」

農作物は根がしっかり張れないと、結局弱い作物が育ってしまいます。根がしっかりしていれば、土壌から肥料や水をしっかり吸い上げて元気に育ち、害虫などにも強い作物に育ちます。ケイントップを鋤き込み“土壌の質”を変えることで、農薬の使用量を抑え、肥料の効果を最大限に高めた“質の高い農業”を実現できるのです。

ケイントップはサトウキビの葉を切って乾燥し、石灰窒素を1%以上混ぜた土壌改良材です。糖分が約4%含まれていますので畑に鋤き込むことで土壌菌(有効菌)の働きが活発になり、腐植が多く生み出されます。そして、粘土と砂が適度に混ざり、腐植でのりづけされた土の塊が複数存在するようになると大きな隙間と小さな隙間を同時に有する土壌(団粒構造の土)が育まれます。団粒構造ができることによって根が張りやすく、通気性や排水性に優れた“豊かな土壌”を形成できるのです。

ケイントップの特長

ケイントップの原料は100%天然有機素材のサトウキビ。その葉であるケイントップに糖分が多く含まれており、土壌有効菌を活性化させる働きがあります。粘土質の畑、砂地にかかわらず、あらゆる土壌を良くする土壌改良材です。しっかりした根を持つ植物に育てることで農薬の使用量を抑え、肥料の効果を最大限に高められるため、秀品率の高い作物が育つようになります。

また、土壌改良材にとどまらず、さまざまな効果を持つことも特長です。たとえば畑の上にかぶせて天然のマルチング材として使用も可能です。マルチング材としての利用を第一の目的としている農家様も多いです。作物を収穫した後にそのまま土に鋤きこむことで土壌改良剤としても使用できますので無駄がありません。

ケイントップの活用方法

ケイントップは稲わらのように使用することができる土壌改良剤です。土壌に鋤き込むことによって、土壌菌(有効菌)が活発になり腐植を生み出すことで土がふかふかになり、土を固まりにくくします。さまざまな農作物の成長促進に役立てることができます。

また、土壌表面からの水分蒸発や雑草侵入を抑制、土壌浸食を防止するマルチング材として利用できるほか、通路にケイントップを敷くことで農作業の効率化を図ることも可能です。作物の収穫が終えたら土に鋤き込むことで土壌改良剤としての役割を果たせるため、素材としての無駄がありません。

ケイントップが生まれた背景

かつての日本はお米の収穫量が豊富で、稲を刈り取った後の稲わらが多くありました。この稲わらを土に鋤き込むことによって、土壌の改良につながっていたのです。ところが現在では米農家が減ってしまったり、コンバインの普及に伴い稲わらが不足するという事態になってしまいました。

天然の稲わらによる土壌改良が行いにくくなってきた結果、畑の土壌が変化してきています。土にも栄養を与えてください。土壌が良くないため弱い作物しか育たず、肥料や農薬に大きく依存する農業になってきました。

そこで生まれたのが有機土壌改良剤「ケイントップ」です。サトウキビの葉を原料とするケイントップは稲わらと同じく天然由来で、しかも糖分を含んでいるため土壌有効菌が増殖、活性化することで腐植が多く生み出されます。そして、粘土と砂が混ざり、腐植によってのりづけされた土の塊ができると大きな隙間と小さな隙間が共存する団粒構造が育まれるため、稲わらを超える土壌改良効果が期待できます。

稲わらがあった時代 収穫が終わった後の土地 稲わら 土壌が改良される 現在 収穫が終わった後の土地 稲わら不足 ケイントップ 土壌が改良される

PICK UP強い作物作りは良い土壌作りから

稲わらが豊富な頃は、稲わらを土壌に鋤き込み、土が改良されることで根がのびのびと育っていました。人にたとえるなら、栄養がバランスよく取れた身体の丈夫な人に育っていたのです。これなら病気にもかかりにくく薬もあまり投与する必要はありません。

ところが現在では稲わらが不足するなどして、土壌改良が進まず、根の生育も悪くなってしまいました。この結果、育つのは弱い作物です。人間でいえば病弱な身体に育ってしまうので、農薬や肥料に大きく依存してしまう農業になっているのです。

土壌そのものを改良せずに、農薬や肥料に頼っていては、悪循環を断ち切ることはできません。今こそケイントップを使って根が張りやすい良い土壌に戻し、秀品率をあげ差別化・ブランド化できる農作物を育て上げましょう。

※「ケイントップ」は以前牛用の牧草として使われており、現在は口蹄疫で輸入禁止となっている商品ですが、農業用としての輸入・販売は許可されていますのでご安心ください。

ケイントップの製造から使用まで

サトウキビの収穫 茎から葉を分離、切断 プレス工場へ運ぶ カット 天日乾燥 or ドラム乾燥(雨季) プレス 計量及び包装 保管 水分検査 コンテナに積み込み スラバヤ港へ 入港 農家様の元へ

ケイントップの検査証明データ

金属検査 稲わらとの比較 糖質量
ケイントップに含まれている金属成分を検査した結果です。カドニウムや水銀、ヒ素は検出されておりません。 稲わらとケイントップ(SK土改剤)、AGSバカスの成分比較です。なお、AGSバカスはサトウキビの茎の搾りカスで、弊社取り扱いの別商品です サトウキビから作られるケイントップは100%天然素材で、4%の糖分を含み有効菌を活性化します。

バガス

サトウキビの茎から砂糖を搾りとったカスのうち、粗い原料のみを使用して乾燥させたものです。ケイントップと同様に土壌改良剤として農業用や園芸用に使われます。約8%の糖分が含まれているので、稲わらよりも持続性がある点が特長です。

アグリックの提供するバガスの特長

当社ではほぐれのよいバカスをご提供するため、粉気をできるだけ除去し、さらにソフトプレスしたものをご用意しています。



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